こんにちは。ドローンによるビルやマンションの赤外線外壁調査を行っている、一般社団法人スカイステージです。
最近は12条点検や大規模修繕の事前調査などに、ドローンを選ぶマンションオーナーやマンション管理組合が増えています。
ではドローンを使ってマンションやビルの外壁を調査する会社は、どこに頼んだらいいのでしょうか。
その際は依頼する会社や団体をしっかり選ぶことが大切です。
なぜなら、調査方法や必要な費用だけでなく、調査の精度が会社によって大きく異なるためです。
よく耳にするのは、「ドローンを使った赤外線外壁調査を行います」という大規模修繕会社です。
中には「見積り無料」を謳っているところも…。
ただし、「無料だから、頼んでみよう」では、かえって損をすることもあるのをご存じですか?
その点、スカイステージの調査はあくまで有料です。それでも多くのマンションオーナーやマンション管理組合から依頼を受けているのも、紛れもない事実です。
この記事を読めば、なぜ「無料」ではなく有料のスカイステージが選ばれているのか? その理由がきっとおわかりいただけるはずです。
マンションオーナーやマンション管理組合だけでなく、管理会社の方も必見です!
01【ドローンを使った赤外線外壁調査】スカイステージのこれまでの歩み
「赤外線調査ってできますか?」
スカイステージは2015年に設立された一般社団法人です。
ドローンによる空撮にいち早く目を付け、2021年からマンションなどの建築物の外壁調査に本格的に参入するようになりました。
歴史はまだ浅いですが、その高い技術力には定評があります。
外壁調査を行う目的は、建築物の状態を適切に評価し、必要な修繕工事を行うことで、建物の耐久性を高めることです。
スカイステージはそれらをドローンを利用して行います。
きっかけは、あるマンション管理会社からの一言でした。
「赤外線調査ってできますか?」
今まで他社に依頼していたマンション管理会社が、従来のやり方ではいけないと感じはじめた時に、スカイステージに相談があったのです。
「できますよ」
そう答えると、さっそく依頼が来てドローンを使った調査を開始。もともと建築の知識があったお陰で、結果は顧客にも満足していただけるものでした。
その管理会社からはそれ以後もリピートの案件が来るようになり、そこからの口コミで、今も着々とお客様を増やしています。
それができたのも、ドローンを飛ばせたことはもちろんですが、調査後に作成した報告書を見ながらの会話のなかで、顧客の安心と信頼を得られたお陰だと思っています。
02【ドローンを使った赤外線外壁調査】こんな方々のお役に立っています
ドローンによる調査点検のメリット
ドローン赤外線壁面調査は、ドローンを使用して建物の外壁を赤外線カメラで撮影し、熱の放射量の差異を調べることで、断熱性能や外壁の劣化状況を把握する技術のことです。
この技術を活用することで、マンションの外壁の劣化や断熱性能の低下など、修繕が必要な箇所を早期に発見し、修繕計画を立てることができます。
実際にドローンを使った赤外線外壁調査を求めているのは、マンションオーナー、管理組合、管理会社、大規模修繕の元請け業者等の方々です。
ところが、実際には計画通りに行かないケースが多いのです。
日本は台風や地震、大雨などの自然災害が頻繁に発生する国で、これらの災害により建物やインフラの被害が生じることがあります。しかし地震が起きるたびに点検をするのは難しいのが実情です。
そして建物の経年劣化は待ってはくれません。日々進行していくため、修繕や改修を先延ばしにすることはできないのです。
しかし、ドローンであれば大規模点検調査を行わなくても台風や地震があった時だけ点検調査して、破損場所だけ確認することが可能です。
ドローンによる点検調査で外壁等に問題ないことがわかれば、わざわざ足場を組んで調査をすることはありません。
これを活用することにより、修繕費用を効率的に把握し、修繕計画を早期に立てることが可能になります。
修繕積立費が貯まらず予算が足りないというマンション組合や理事会、管理会社、マンションビルの持ち主からも、費用が抑えられるのは大歓迎です。
修繕資金の問題は今後さらにシビアになっていくことが予想されるので、必然的にドローンによる点検調査のニーズはますます高まっていくでしょう。
また、マンションを修繕して再販する不動産売買会社のニーズにも合っています。
雨漏りの物件例をご紹介します。
雨漏りの物件は一般の物件より安く販売されています。それは物件を購入した人のデメリットになり、修繕にかかる費用を購入者が負担することが明らかだからです。
その修繕費用の調査をドローンで行えたらどうでしょうか。
従来の大規模修繕では300万かかると言われたが、ドローンで調査したら20万円~30万円で直った。
その場合、不動産売買会社はその差分の金額が利益になります。
雨漏りの物件はほんの一例ですが、不動産売買会社からのお問合せもますます増えていきそうです。
03【ドローンを使った赤外線外壁調査】スカイステージのドローン操作技術
一般のドローン測量会社との違い
この項目では、スカイステージの技術力の高さについてご紹介していきます。
ドローンの操作技術はどの会社も同じだと思っていませんか?
実は一般のドローン測量の会社と、スカイステージでは大きく異なっています。
スカイステージの強みは高層建築物や人口密集地でも安全かつ正確な測量を行うことができる点です。
たとえば「密集したビル群だと空が見えない」という場合、いきなり鳥が飛んできてドローンにぶつかるという危険な事故も0ではありません。
その点スカイステージは、カメラを見ながらドローンを飛ばしながら、周りを確認するために安全補助者がパイロットと密にコミュニケーションを取りながら上空の状況を伝えています。
お陰でドローンに鳥がぶつかることもありません。
また、一般的なドローン測量会社が扱うのは、広い場所での測量に限定されることが多く、人口密集地や高層建築物などの複雑な地形には対応できません。さらに機材や人材の質の低さの問題もあります。
その点スカイステージは、ドローンを飛ばす能力に優れているだけでなく、太陽の日射などの要素も考慮した飛行計画を立てています。
このように緻密な計画を立てることで、人の安全やプライバシーに配慮しつつ、正確な測量を行うことが可能になります。
このように、スカイステージは高度な技術とノウハウを駆使し、あらゆる場所で安全かつ正確な測量を実現しています。
04【ドローンを使った赤外線外壁調査】スカイステージは技術力の高さで勝負!
スカイステージはドローン操作技術と建築知識でお役に立ちます!
ドローンには「測量」、「農薬散布」、「空撮」、「調査」、「点検」などの分野がありますが、その中で個人の能力が発揮されるのは「調査」、それも赤外線調査と言われています。
「測量」に求められるのはシステムを組む理解力と、高度とシャッタースピードの関係性の把握、撮影した画像をソフトに落とし解析する能力があればすみます。
しかし「調査」、それも赤外線調査は違います。
赤外線調査は上記に加え、解析した結果を建築の知見から総合的判断することが求められる場合があります。
ドローンのレベルが10段階あるとすると、赤外線調査は6か7、それ以上の高いレベルが要求されるものなのです。
高性能な解析ソフト
スカイステージが使用している解析ソフトは非常に高性能です。
たとえば上空から建物をドローンで空撮した場合、その画像を専用のソフトで解析すると画像から1センチ単位で距離が測れます。
また、XYZの座標をもとに緯度経度や建物の屋上部分の凸凹の突起物の高さまで全部測ることができる高い機能を持っています。
今までは改修工事をする時には、とび職の方や足場屋さん、塗装屋さん、現場監督、マンションオーナー、管理会社が時間を合わせて現場調査をしていました。
そのため時間を合わせるのが難しい場合や十分な時間が取れない場合もありました。
また、撮り忘れなどの不足情報があると、再度現場に来る必要もあり面倒でした。
その点スカイステージのドローン空撮は、現場で撮影した画像をその場でチェックしているので、撮り足りない箇所があればその場で追加撮影をします。
この解析ソフトを使えばマンションの組合や理事会、マンションビルの持ち主が現場に来なくても避雷針やタンク、破損している箇所などの確認や情報共有が可能です。
さらにスカイステージでは、解析ソフトを使って建物周辺の空撮情報から以下の情報も読み取っています。
・資材を置く場所、廃棄コンテナを置く場所の設定
・建物周辺の道路幅の距離。通れるトラック・クレーンなど機械のサイズ、必要搬入車輛の数
・建物のタラップ階段の有無 足場が必要か?
この解析ソフトを使えば、工事計画のコスト削減や工期の短縮が可能になるのです。
赤外線調査
スカイステージでは、ドローンによる外壁調査に特化した赤外線カメラを使用しています。
赤外線カメラは、建物の表面温度を検知し、その表面温度の違いから建物の欠陥を見つけ出します。この技術を用いることで、外壁の欠陥を早期に発見し、報告することができます。また、手作業で行うよりも正確な結果が得られます。
赤外線カメラを使用することで、建物の外壁に隠れた欠陥を見つけ出すことができるのです。
さらにスカイステージでは赤外線診断士がデータを分析し、一級建築士による報告書を提出しています。
スカイステージが作るような報告書が書けるドローン測量会社は少ないと言われています。
ある建物の調査例をご紹介します。
大規模修繕会社は「叩ける」高さであれば実際に叩いて調査します。足場を組まずに建物の1階と2階の間の壁を叩いて調査しました。
その時に「壁面の浮き」が判明すると、張替の提案をする場合もあります。放っておけば壁面の剥がれが出てしまうので危険だからです。
建物の上部は調査できていない状況ですが、実際に調査した1階と2階の壁面に「浮き」があるので、おそらく上部も同じ状態であろうという想定の見積もりになってしまいます。
しかし実際に足場を組んでみたら、上は全然問題なかったという事もよくあります。
逆に上部に浮きがある場合、どのくらいの浮きなのか正確な調査が出来ず、上部は上乗せした見積りを出さざるを得ずに修繕の予算が足りなくなるケースもあります。
その点スカイステージのドローンを使った赤外線外壁調査では、建物の外壁全体を調査出来るので実際に「浮き」がある箇所が正確に画像として残せます。
この正確な情報をもとに報告書を作り依頼者に判断してもらうというメリットがあります。
今回の例では1階と2階の間だけ修繕すれば済むので、大きなコスト削減に繋がります。
05【ドローンを使った赤外線外壁調査】赤外線外壁調査業者を選ぶ時のポイント
建築の知識と経験が大事
それでは赤外線外壁調査業者を選ぶ場合、何を基準に選べば良いのでしょうか。
選ぶ基準は「料金」「専門知識と経験」「機器と技術」「評判」などさまざまありますが、今回は「料金」と「専門知識と経験」についてお話しします。
【料金】
赤外線外壁調査業者と言ってすぐに名前が挙がるのが、大規模修繕会社や施工会社です。
大規模修繕会社や施工会社は、マンションやビルなどの大規模修繕工事を行う企業です。具体的には、外壁や屋上、共用部分の改修や補修、防水工事、雨漏り修理、塗装工事などを請け負います。
大規模修繕会社は、一般的に修繕工事の専門家が多数在籍しており、高度な技術と専門知識を有しています。
大規模修繕会社や施工会社の中には「調査費無料」を謳っている大規模修繕会社もあります。
なぜ無料で調査が出来るのでしょうか。それは調査の先に修繕や施工の受注の可能性があるからです。
調査結果が悪ければそれをマンションオーナー、管理組合、管理会社にお伝えし、修繕を提案するのが業務です。
一方、スカイステージのドローンを使った赤外線外壁調査は有料です。
スカイステージは第三者機関ですので、公平な調査を行い非常に信頼性の高い結果を得ることができます。
スカイステージによる調査は有料ですが、お客様の視点に立った公正な結果が得られるため、非常に信頼性が高くなります。
大規模修繕会社や施工会社も、決して修繕や施工ありきで外壁調査をしているわけではありませんが、それぞれ役割が違います。なので「調査費無料」という謳い文句だけで判断しないことが賢明です。
【専門知識と経験】
前の項目でも書きましたが、ドローンの性能が高くても映像を正確に分析し、適切に報告書にまとめることができるかが重要です。そのため、ドローンの技術だけでなく、建築の知識も必要となります。
建築の知識がある会社に依頼することで、適切な分析と報告書作成ができるため、より信頼性の高い調査結果が得られます。
ドローンによる調査は手軽で迅速に行えるため、従来の方法よりも時間とコストを大幅に削減することが可能です。
また、定期的なメンテナンスも重要です。
建物は年月とともに劣化が進み、長期間放置すると建物自体の安全性や耐久性に影響が出てくることがあります。
そのため、定期的なメンテナンスが必要です。特に外壁は、風雨や紫外線などの影響を強く受けるため、劣化が進む可能性が高い箇所の一つです。
こうした状況下で、スカイステージが提供するドローンを使った赤外線外壁調査は、建物メンテナンスにおいて非常に有用です。
通常の目視による調査では、隠れた劣化が見落とされることがあります。その点ドローンを使った赤外線調査では、目には見えない箇所の異常を検知することができます。
これにより建物全体の劣化の進み具合を的確に把握することができ、修繕費用を抑えることが可能になります。
定期的にドローンを使った赤外線外壁調査を実施することで、建物の安全性と耐久性を保ちながら、修繕費用の削減にもつながるという、非常にメリットの高い調査方法です。
建物の管理に携わる方々にも、ぜひ積極的に採用をご検討いただきたいと思います。
今回は、スカイステージの歩みと技術力の高さについてご紹介しました。
一口にドローンを使った赤外線外壁調査といっても、どれも同じではなく、専門的な知識や技術が必要であることがご理解いただけたのではないでしょうか。
ドローンを使った調査に興味のある方、実際に調査を検討されている方は、ぜひスカイステージにご相談ください。